■今日ののぐちんー２００４年ー

■８月１４日（ナゴヤ／広島）
今日の先発は野口。２被安打２与四死球８奪三振完封。
打線は５回に６点を集中させ、７回には更に２点を加え、圧勝。

〜中スポより〜　
野口が昇格を目指してひと工夫だ。これまで時折投げていたシュートを投。効果的に使い打者を打ち取っていった。
投球に幅ができれば２軍戦では格が違う。103球。被安打２、奪三振８、与四死球２の完封勝利に
「まあ、いい感じで投げられたね。とにかく結果を出して頑張ります」
言葉少なだったが、野口の表情は満足そう。 ７日の広島戦(広島)で1/3イニングＫＯを食らい、翌８日に出場選手登録抹消。その後初の２軍戦登板、猛暑の中で一発回答してみせた。
佐藤監督は「野口はリラックスして投げてたね。安心して見ていたよ。今日の内容だったら１軍でも楽勝だね。しっかり走り込んでるし、(１軍に)上がってもいいピッチングをしてくれるよう期待してます」

■８月８日
出場選手登録抹消

■７月３１日（ナゴヤドーム／ヤクルト）

【投手】
(ヤ)石川、河端、石井、五十嵐亮−古田
(中)野口、岡本、落合英、高橋聡、久本−柳沢、谷繁
○石井（18試合　１勝１敗５Ｓ）
Ｓ五十嵐亮（37試合　２勝１敗20Ｓ）
●落合英（32試合　２勝３敗10Ｓ）

先発野口は６回につかまった。二死三塁から古田を敬遠。鈴木健との勝負でストレートの四球を出して降板。リリーフ岡本が佐藤真に逆転の２点打を許した。その直後、一死一、三塁から英智が三塁線へスクイズを決めて同点。これが内野安打となり、さらに一死満塁としたが、谷繁、代打森野が凡退。一気に勝ち越せなかった。７回に登板の落合が打たれた。二死を取ってからの痛い失点だった。稲葉、宮本に連打を浴び一、三塁。岩村に左中間突破の決勝２点二塁打を許した。

■７月２５日（ナゴヤドーム／広島）

【投手】
(広)佐々岡、小山田、玉木、天野−石原
(中)野口、遠藤、久本、長峰、高橋聡、ﾊﾞﾙﾃﾞｽ−柳沢、谷繁
○佐々岡（22試合　２勝５敗３Ｓ）
●野口（14試合　４勝６敗）
【本塁打】
緒方18号２点(遠藤)＝４回　嶋18号１点(久本)＝５回

先発野口は１回二死を取ってから、嶋の中前打をきっかけに、前田に右越え先制２点打、内野安打２本で満塁とし、石原に左翼線へ２点二塁打と、計６連打を浴びて４失点。さらに４回、先頭新井に二塁打されて降板。２番手遠藤が緒方に左へ２ランを打たれ、リードを広げられた。
打線は４回に渡辺の適時打、５回には井端の適時二塁打が飛び出したものの、失点が多すぎた。

■７月１８日（甲子園球場／阪神）

【投手】
(中)野口、岡本、小笠原−柳沢、前田章
(神)下柳、安藤、ウイリアムス−矢野
○下柳（15試合　７勝１敗）
Ｓウイリアムス（34試合　２勝２敗９Ｓ）
●野口（13試合　４勝５敗）
【本塁打】
桧山８号１点(野口)＝７回

先発野口は立ち上がりから抜群の制球。スライダーにも切れがあった。６回まで２安打の好投で、二塁を踏ませなかった。同点の７回、先頭の桧山を追い込みながら、制球ミスの甘いスライダーを右中間席へ運ばれ先制を許した。アリアスにも安打され野口は降板。代わった岡本も一死一、三塁から代打葛城に適時打を浴びた。
打線は阪神先発の下柳を攻めながらも一打が出なかった。９回、３番手のウイリアムズから１点を奪い完封負けを逃れるのが精一杯だった。

■７月４日（横浜スタジアム／横浜）

【投手】
(中)野口、岡本、紀藤、落合英、バルデス、岩瀬−柳沢
(横)三浦、土肥、加藤、斉藤−相川
○岡本（28試合　５勝１敗）
Ｓ岩瀬（33試合　１勝３敗10Ｓ）
●三浦（15試合　５勝３敗）
【本塁打】
村田10号１点(野口)＝２回　井上６号２点(三浦)＝４回　古木８号２点(紀藤)＝６回
立浪４号１点(土肥)＝７回　佐伯７号１点(落合英)＝７回

初回、一死二塁から立浪が中前へまず先制打。
先発野口は２回に村田のソロで同点とされるが、４回一死一塁から井上の２ランで再びリードを奪う。
しかし野口が５回に３連打を浴びて１点差に詰め寄られ降板。継いだ岡本が後続を断った。
６回、一死満塁の好機で柳沢のスクイズが野選を誘い１点、さらに三浦の暴投で１点を加えたが、その裏に代わった紀藤が代打古木に２ランを浴びてまた１点差と追い上げられる。
７回、立浪の１発が貴重な追加点となる。その裏、４番手の落合が佐伯にソロを浴びてなお二死二、三塁という窮地に立ち、８回途中から登板の岩瀬も走者を背負う苦しい投球だったが、逃げ切った。

■６月２７日（ナゴヤドーム／阪神）

【投手】
(神)井川、安藤、牧野−矢野
(中)野口、岡本、岩瀬、ﾊﾞﾙﾃﾞｽ−谷繁
○野口（11試合４勝４敗）
●井川（13試合６勝６敗）
【本塁打】
アレックス11号１点（牧野）＝８回

先発野口は６回まで、３安打に抑える好投。７回無死二、三塁として降板。リリーフ岡本が無死満塁としたが、代打葛城の左飛でタップアップした三走桧山を英智が好返球。本塁で刺して併殺をとり、ピンチを脱した。
打線は３回二死後、内野安打の荒木が二盗。井端の右前打で先制した。４回はリナレスの適時打で加点。７回も二死から井端が死球。立浪が左翼線適時二塁打を放ち、８回にはアレックスの11号ソロで貴重な追加点を挙げた。

■６月２０日（ナゴヤドーム／横浜）

【投手】
(横)マレン、山田−相川、小田嶋
(中)野口−谷繁
○野口（10試合　３勝４敗）
●マレン（13試合　３勝６敗）
不調のため２軍で調整を続けていた先発野口が、約２カ月ぶりの勝利を完封で飾った。直球に威力があり、スライダーの切れもよく、球を低めに集めて横浜打線を４安打に封じ込んだ。力強い投球で１１三振を奪い、三塁を踏ませなかった。
打線は１回の先制攻撃で援護した。内野安打の荒木が二盗。井端が一、二塁間を破って無死一、三塁から立浪が先制打。さらに満塁とし、アレックスが押し出し四球を選んだ。

■６月２０日
出場選手登録

■６月１３日（ナゴヤ／ダイエー）
今日の先発は野口。５イニングを打者１８人に対し２安打10奪三振無失点と好投。
山井、久本、山北が後つないだ。
打線は振るわず、結局久本が浴びた本塁打１本で試合が決まった。

〜中スポより〜
圧巻の10奪三振。切れのあるスライダーに相手のバットが次々と空を切る。
６日に出場選手登録を抹消された野口が、快晴の下でよみがえった。
「腕を振ることができた。走り込みの疲れもあまりなく状態はよかった。６、７割は戻ってきた。今日の投球は納得いきます」
降格後は来る日も来る日も、ひたすら走り込んだ。その成果が、いきなり実を結んだ格好。
「１軍の投手らしい投球を見せてくれた。しごいたし、本人も走った。あれだけ練習してるんだからね」
と、佐藤監督は目尻を下げた。この情報を伝え聞いた森１軍投手コーチは
「ドミンゴ抹消だけでなく、先発がいない状況。野口が戻ってきてくれなきゃ困るんだ」
早期昇格をにおわせた。
復調へ確かな手応え。
「後は精神面的なものだと思うよ。このまま続けていきたい」

■６月６日
出場選手登録抹消

■６月５日（ナゴヤドーム／広島）

【投手】
(広)河内、玉木−石原
(中)野口、川岸、遠藤、小笠原−谷繁
○河内（９試合　５勝２敗）
●野口（９試合　２勝４敗）

先発野口が序盤に崩れた。３回、緒方、ラロッカに粘られて四球を出し一死一、二塁。シーツに同点打を浴びた後、前田に２点二塁打。さらに連打で１点を失った。リリーフ陣も失点を続け、一方的な展開となった。
打線は制球に苦しむ広島先発の河内を、とらえきれなかった。１回、立浪が先制打を放ったが、続く一死一、二塁のチャンスを生かせなかったのが痛かった。

■５月２９日（ナゴヤドーム／阪神）

【投手】
(神)杉山、安藤、ｳｨﾘｱﾑｽ−矢野
(中)野口、岡本、岩瀬、落合英−谷繁
○岡本（１５試合　２勝）
Ｓ落合英（１４試合　７Ｓ）
●安藤（２１試合　１勝３敗２Ｓ）

先発の野口は悪いなりに要所を抑える投球。６回、谷繁の捕逸で１点を失ったが、継いだ岡本がピンチを切り抜けた。リードを奪った８回からは岩瀬、落合と継ぎ、阪神の反撃を１点でしのいだ。
打線は１点リードされて迎えた７回、一死から谷繁、代打森野が連打。続く荒木の左前打が金本の失策を誘い森野が生還して同点。満塁とした後、立浪が代わったウイリアムスから右前適時打を放ち、２点を加えて逆転した。

「調子はあまり良くなかった。でも、谷繁さんに一球一球、腕を振るようにアドバイスされ、何とか試合を作ろうと思いました。岡本がその後おさえてくれたので、ありがたかったです。」

■５月２２日（横浜スタジアム／横浜）

【投手】
(中)山本昌、紀藤、高橋聡、小笠原、岡本、落合英、野口−谷繁
(横)マレン、木塚、ｷﾞｬﾗｰﾄﾞ、デニー、加藤、佐々木−相川
○佐々木（１３試合　１勝１１Ｓ）
●野口（７試合　２勝）３敗
【本塁打】
アレックス８号２点(ギャラード)＝８回　アレックス９号１点(佐々木)＝１２回
T・ウッズ１１号２点(野口)＝１２回

先発山本昌は制球が甘く、２点を先制した直後の４回、押し出し四球などで同点。４回途中から継いだ紀藤も横浜打線を抑えられずリードを許した。８回、アレックスの２ランで同点に追いつき、１２回にも勝ち越しとなる本塁打を放ったが、１１回から登板した野口が１２回、一死一塁からウッズに逆転２ランを浴び、リードを守りきれなかった。

■５月９日（甲子園球場／阪神）

【投手】
(中)平井、野口、宮越、佐藤、石川−谷繁、柳沢
(神)下柳、牧野、江草、モレル、桟原、安藤、三東−矢野
○牧野（９試合　１勝）
● 平井（６試合　１勝３敗）
【本塁打】
矢野３号１点(平井)＝２回　今岡11号２点(野口)＝４回　アリアス14号２点(野口)＝４回
今岡12号３点(宮越)＝５回

初回、立浪、アレックスの適時打で２点を先制。２回には、代打の仲沢、福留の適時打で３点を加えた。
しかし先発平井が乱調。３点リードで迎えた４回、無死から４連打で１点差に詰め寄られると、継いだ野口も打ち込まれ、あっさり逆転を許した。今季初めて中継ぎに回った野口は球威、制球とも甘かった。
阪神は打線が爆発して圧勝。

■５月３日（神宮球場／ヤクルト）

【投手】
(中)野口、宮越、小山、石川、佐藤−谷繁、柳沢
(ヤ)石川、石井、山部−古田
○石川（４試合　２勝２敗）
●野口（５試合　２勝２敗）
【本塁打】
立浪２号１点(石川)＝１回　谷繁３号１点(石川)＝２回　稲葉４号１点(野口)＝２回
古田４号３点(宮越)＝２回　野口１号２点(小山)＝４回　岩村６号１点(佐藤)＝８回
ラミレス５号１点(佐藤)＝８回

先発の野口は２回、二死を取ってから激しく崩れた。稲葉にソロ本塁打を打たれ、石川に同点打。そのまま鈴木健まで８連続安打を許し、降板した。２番手宮越も古田に３ラン。大量９点を失った。後続の投手陣もヤクルト打線に集中打を浴びた。
打線は１回に立浪がソロアーチ。２回にも谷繁のソロ本塁打で先行したが、大量失点で勢いがしぼんだ。

■４月２７日（広島市民球場／広島）

【投手】
(中)野口、落合英−谷繁
(広)高橋、沢崎、菊地原、林−石原
○野口（４試合　２勝１敗）
Ｓ落合（２試合　１Ｓ）
●高橋（４試合　１勝２敗）
【本塁打】
荒木　１号１点(高橋)＝５回

先発の野口は再三走者を背負いながらも要所を締めてなんとか粘るが、９回代打栗原に適時打を許し１点差に詰め寄られた。しかし落合が後続を断ち野口は今季２勝目。
打線は、広島先発の高橋を４回につかまえた。先頭福留の三塁打の後、アレックスの適時二塁打で先制。５回には荒木が今季１号ソロを放ち、貴重な１点を加えた。

■４月１７日（福岡ドーム／横浜）

【投手】
(中)野口、高橋聡、岡本、岩瀬、久本、川岸、遠藤−谷繁
(横)斎藤、デニー、木塚、ｷﾞｬﾗｰﾄﾞ、川村、佐々木−中村、相川

先発野口は７回まで横浜打線を抑えたが、８回に連打を浴びた。
５回井端、荒木の適時打で２点先制、６回にも１点を加えた。
２点リードの９回、岩瀬は先頭の代打小田嶋に中前打を許し、リズムを崩した。一死、村田の二塁打で二、三塁。代打古木を抑えたが種田を歩かせて満塁。内川、石井琢の連続適時打で追いつかれた。
ダメを押せなかった。

■４月１０日（甲子園球場／阪神）

【投手】
(中)野口、岡本、岩瀬−谷繁
(神)福原、リガン、ｳｨﾘｱﾑｽ、安藤−矢野
○福原（２試合　２勝）
Ｓ安藤（４試合　１Ｓ）
●野口（２試合　１勝１敗）
【本塁打】
今岡　３号１点(野口)＝１回

先発野口は５回まで今岡のソロアーチだけに抑えていたが、６回勝ち越しを許した。無死満塁のピンチを招き、金本の併殺打の間に１点、二死三塁から片岡の内野安打で２点目を失った。
８回無死満塁で３番手岩瀬が主軸を抑えたが、試合の流れを呼び込めなかった。
打線は投手を援護できず、１回荒木と立浪の連続二塁打で先制。さらにチャンスだったが、追加点を奪えなかった。

■４月３日（ナゴヤドーム／広島）

【投手】
(広)デイビー、横山、菊地原、澤崎、林−石原
(中)野口、遠藤、川岸、岡本−谷繁
○野口（１試合　１勝）
●デイビー（１試合　１敗）
【本塁打】
アレックス１号３点(デイビー)＝２回　井上１号１点(横山)＝３回

祝、開幕。
２戦目先発の野口は１２安打を浴びながらも要所を締める投球で７回途中まで広島打線を何とかかわし初白星。
２回、リナレスの四球を足がかりに５安打を集中。４点を奪った後、アレックスが今季１号となる本塁打を左中間に放ち計７点を取って、広島先発のデイビーを攻略した。
野口もタイムリーを打ったみたい。だから、ま、いいや。

「前半に野手の皆さんに打って、守っていただいたおかげで、あそこまで形になりました。あと1イニングは最低でもなげたかったのですが・・・・・。次からの課題として、また頑張ります」（談話より）